2026年07月24日
園長のつぶやき にじいろプロジェクト 第二章
にじいろプロジェクト 第二章
桜からバトンを受け取る日
私には、大谷幼稚園で過ごした大切な思い出があります。
実は私は、この大谷幼稚園の卒園児なんです。
先日、幼稚園時代の同級生から連絡をもらい、当時のクラスメイトや担任だった赤木先生と、何十年ぶりに思い出話に花を咲かせました。
赤木先生にとって、私たちは最初の教え子だったそうです。
当時の私はというと……
先生を困らせる、やんちゃ坊主でした。
友だちと一緒にいたずらばかり。
先生にたくさん迷惑をかけたと思います。
でも、それは先生が大好きだったから。
今振り返ると、そんな子どもだったのだと思います。
あの頃の私には、まさか自分がこの幼稚園の園長になる日が来るなんて、想像もしていませんでした。
にじいろプロジェクトが始まると、園門の横で55年間子どもたちを見守り続けてきた桜の木と、お別れをすることになります。
卒園児である私にとっても、それはとても複雑な決断でした。
この桜は、私たち卒園児だけでなく、数え切れないほどの子どもたちや保護者の皆さんを迎え、送り出してきた、大谷幼稚園の歴史そのものだからです。
だからこそ、何度も考えました。
本当にこの決断で良いのだろうか、と…
でも、にじいろプロジェクトは、建物を改修するためだけの工事ではありません。
これからも地域の親子が安心して集い、子どもたちが笑顔で育ち続けられる場所として、大谷幼稚園を未来へつないでいくためのプロジェクトです。
55年間、この園を支えてくださった先生方、保護者の皆さま、地域の皆さま、そして卒園児の皆さま。
皆さんが紡いできてくださった歴史があるからこそ、今の大谷幼稚園があります。
その歴史を受け取り、次の世代へつないでいく。
それが、今の私たちに託された役割なのだと思っています。
桜は姿を変えます。
でも、大谷幼稚園を大切に思う気持ちは、これからも変わりません。
むしろ、その想いを未来へ受け継いでいくことこそ、このプロジェクトの本当の意味だと感じています。
これからまた動き出そうとしている「にじいろプロジェクト第二章」。
私は、この日を「桜からバトンを受け取る日」だと思っています。
これからも職員一同、そして地域の皆さまと共に、大谷幼稚園の新しい歴史を一歩ずつ紡いでまいります。
どうぞ、温かく見守っていただけましたら幸いです。
「桜」から「にじいろ」へ